大学で臨時講義してきました

今年も室蘭工業大学ソフトウェア工学の臨時講義を行ってきました。毎年ご紹介いただいている佐藤さんには大変感謝しています。
今回は学部2年生対象だったので難しい内容にはあまり突っ込まず、ソフトウェア工学にほとんど関係のない内容ですが興味を引きそうな動画を交えていろいろと補足していく形式で行いました。去年のアンケートでは用語が難しいとの意見を頂いていたので今年はできるだけその辺を注意しながら行いました。大半の学生はずっとみいっていたので反応は上々だったように思います。


※あくまで学生向け資料で感覚的な内容が主になっています。



前半の動画は今の学生に向けてあえて狙ってみたわけですが、やはりちょっと衝撃的だったらしく講義終了後のアンケート結果ではネガティブな感覚になった学生もいたようです。


折角なので今の学生にいろいろなサービスの利用状況を質問してみました。(90名程度)


Skypeが意外と多くLINEが予想外に少ないです。Evernoteの利用が少ないのは理解できますが意外にDropbox利用者が多いです。スマホの利用は去年より若干増えた感じはありますが、やはり理系学生はSNSの利用率は低い感じがします。主観ですが、理系はツールは必要に迫られて使う感じで、特にコミュニケーション・自己表現といったところの意識が薄いのかもしれません。


毎度ながらスマホを持っていない人には強く持つことを進めています。IT技術を勉強するためだけの小さな理由ではなく、インターネットの進化により世の中の文化が変わっており、これからの生きていく上でいろいろと順応するために様々な情報に触れて慣れておくことが必要だからです。情緒力・論理的思考力の根底が語彙力にあると言われるのと同じように、情報によく触れる人とそうでない人の間に思考の幅に累乗的な開きが出ます。10年後には情報格差(デジタルデバイド)が国内でも飛躍的に広がり世の中の価値観も変化している気がします。